キリスト教とオウム真理教 Christianity and Aum Shinrikyo
今回の死刑執行は、順番を間違えていた。
(先に後継団体を解散させておくべきだった?)
人類は、2000年前のイエス・キリスト処刑時と同様に、また岐路の選択を失敗した。
その真偽は、歴史が証明するだろう。
オウム事件:法相、死刑執行「慎重にも慎重な検討重ねた」 - 毎日新聞
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2000年前、ローマ帝国の支配下にあったユダヤ人は、イエス・キリストを殺して、ディアスポラ(流浪の民)になった。WW2敗戦後、アメリカの支配下にある日本人は、麻原彰晃を殺した。今日が日本人の岐路になるだろう。
2018/07/06 14:07
Diaspora
ギリシア語で「散らされている者」を意味し,ユダヤ人でパレスチナ以外の地に移り住んでいた人々をさす。ヘブライ語ではガルート(「追放」の意)。
その起源は,おもだったユダヤ人をバビロニアに強制移住させた前586年のバビロン捕囚である。
1世紀のディアスポラ人口は 500万に達し,その 5分の4はローマ帝国内に住んでいた。70年のエルサレム滅亡によって,内外のユダヤ人はすべて政治的・精神的故郷を失い,オリエント,ローマ世界の大都会で土着化し始めた。
ユダヤ教徒自身のディアスポラ観は必ずしも常に同一でなく,正統派から改革派までさまざまである。現代におけるそのおもな違いはシオニズム運動とイスラエル国家の存在を認めるかどうかである。
公安当局、松本死刑囚の「神格化」懸念 後継団体を注視:朝日新聞デジタル
今から2000年前、イエス・キリストの死後、パウロが猛烈に布教した。その結果、現在ではキリスト教の信者が20億人に膨れている。オウム真理教も、死刑執行前に団体を解散させて、教義にメスを入れておくべきだった?
2018/07/06 17:03
パウロは、初期キリスト教の使徒であり、新約聖書の著者の一人。
教皇(きょうこう、ラテン語: Pāpa、ギリシア語: Πάπας Pápas、英語: The Pope)は、キリスト教の最高位聖職者の称号。
一般的にはカトリック教会のローマ司教にして全世界のカトリック教徒の精神的指導者であるローマ教皇を指す。
初期のローマ司教たちはペトロの後継者、ペトロの代理者を任じていたが、時代が下って教皇の権威が増すに従って、みずからをもって「イエス・キリストの代理者」と評すようになっていった。
死刑執行前にオウム真理教の開祖は、
- 謝罪しなかった。
- 自らの教義を否定して、残った信者に解散を呼びかけなかった。
死刑になっても、自らの宗教的信条は一切曲げなかった、という事実が残った。
また、オウム真理教の教義を検証して、その誤謬を指摘し、代替となる正しい理論を提示できた者がいなかった。
これらの作業は、本人が存命中にやらなければ意味がなかった。(死人に口なし)
キリスト教も2000年前は、こんなに大きくなると誰も予想できなかった。
これから2000年後、オウム真理教の教義は、未来の人々にどう解釈されていくのか?
その結果は、未来の人々のみぞ知る。
オウム真理教がなくなっても、人々の三苦は存在し続ける。
人々に三苦(苦苦、壊苦、行苦)がある限り、その解決方法は求め続けられる。
三苦は、誤魔化そうとしても、誤魔化せるものではない。正確な解決方法が必要だ。
オウム真理教は、三苦を解消する方法を提供していた。
AがダメならBがある
ある理論Aが間違っていると否定する場合、正しい理論Bがセットで提示されなければ、批判としては片手落ちであり、不十分となる。
オウム真理教の教義批判は、正しい理論に該当するものが欠落していた。
これが脆弱性となり、予想外の展開をもらたす原因となる。
反オウム真理教、反麻原彰晃の人々~特に元信者達は、正しい理論を出せなかった。
もう遅い。
残念だが、時間切れ。
失格だ。