オウム事件真相究明の会
昨日2018年6月4日、参議院議員会館で「オウム事件真相究明の会」の記者会見があったようです。
オウム事件真相究明の会 麻原彰晃にほんとうのことを喋らせよう
「オウム事件真相究明の会」立ち上げ記者会見のご案内
オウム真理教事件関連の死刑囚13人の死刑執行はカウントダウンと言われています。
でも事件の周辺や背景には、まだ多くの謎や矛盾が残されています。
特に地下鉄サリン事件については、不特定多数の人を殺傷しようとした動機や理由すら、私たちはまだ解明できていないのです。
動機は事件の根幹です。これを語れるのは、教祖で弟子たちに事件の指示をしたとされる麻原彰晃一人だけです。
ところが麻原法廷は、被告である麻原が事件についてほぼ語らないままに一審のみで終了しました。
語らなかった理由は精神に変調をきたしたからです。ならば治療して裁判を続ける。そんな当たり前のことすら、この国の司法とメディアと社会は選択しませんでした。
再発防止の観点からも、同じ過ちを犯さないためにも、麻原には真相を語らせなければなりません。
そのためには治療が必要です。治る可能性はあるのです。
このまま刑が執行され、オウム事件の真相が永遠に闇に葬り去られることに私たちは反対し、「オウム事件真相究明の会」を立ち上げることとなりました。
つきましては、本会に関する詳細をご説明いたしたく、下記の要領で記者会見を開催いたします。皆様におかれましては、時節がらご多用かとは存じますが、何卒ご出席を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
<開催概要>
■日時
2018年6月4日 (月) 12:00~14:00
■会場
参議院議員会館B103会議室
■開場時間
・報道関係者:11時30分
・一般:11時40分
議員会館ロビーで入館証をお配りします。
※入館証配布開始時間は、当日のご来場状況等により変更になることがありますので、あらかじめご了承ください。
■お申し込み
不要
■定員
約100名(※ 通行証の数に限りがありますので、定員に達し次第入場締め切りとさせていただきます)
■アクセス
地下鉄 有楽町線・半蔵門線・南北線「永田町駅」1番出口よりすぐ
地下鉄 丸ノ内線・千代田線「国会議事堂前駅」1番出口より徒歩5分
■出席者
雨宮処凛、香山リカ、鈴木邦男、想田和弘、高橋裕樹、田原総一朗、宮台真司、森達也、山中幸男
(オウム事件真相究明の会 五十音順)
※出席者は変更になる場合があります
■内容
「オウム事件真相究明の会」立ち上げについて
-オウム事件真相究明の会起案文(抜粋)-
私たちは、オウム事件の真相究明を求めます
このまま麻原彰晃を死刑執行していいのでしょうか?
オウムの事件には、まだまだ未解明な要素がたくさんあります。そしてそれを語れるのは、麻原彰晃しかいないのです。
麻原に適切な治療をほどこし、真実を語らせるべきではないでしょうか。
-オウム事件真相究明の会ー
※2018年6月1日現在 敬称略 各五十音順
■呼びかけ人
青木理(ジャーナリスト)
雨宮処凛(作家)
大谷昭宏(ジャーナリスト)
佐高信(評論家)
想田和弘(映画監督)
田原総一朗(ジャーナリスト)
原田正治(犯罪被害者ご遺族)
藤井誠二(ノンフィクションライター)
二木啓孝(ジャーナリスト)
山中幸男(救援連絡センター事務局長)
■賛同人
岩井俊二(映画監督)
大島新(映画監督)
緒方貴臣(映画監督)
海渡雄一(弁護士)
川口有美子(社会実業家)
小室等(ミュージシャン)
今野敏(作家)
坂上香(映画監督)
佐藤優(作家)
篠田博之(ジャーナリスト、月刊『創』編集長)
高橋裕樹(弁護士)
ダースレイダー(ラッパー)
津田大介(ジャーナリスト)
中川亮(弁護士)
長野智子(キャスター)
中村文則(作家)
堀潤(ジャーナリスト、キャスター)
山口二郎(政治学者、法政大学法学部教授、北海道大学名誉教授)
吉岡忍(ノンフィクション作家)
綿井健陽(ジャーナリスト・映画監督)